参院国土交通委員会で質問するれいわ新選組の木村英子議員(手前から2人目)。車いすに座り、秘書らの介助を受けた=5日午後

7月の参院選比例代表で初当選した重い障害のある木村英子議員(れいわ新選組)が5日、参院国土交通委員会で初の質疑に臨んだ。木村氏は脳性まひで体がほとんど動かせない。車いすに座り、秘書らの介助を受けながら「障害者が地域で生活するにはさまざまなバリアーがある。(障害者の社会参加に向けた)合理的配慮を進めるため質問したい」とはっきりした口調で抱負を述べた。

参院によると、障害のため車いすと介助者が必要な議員による質疑は初めて。国交委は公設秘書による質問代読を認めるほか、介助に要する時間は割り当ての質問時間に含めないといったルールを定めた。

木村氏は8月1日の参院本会議で初登院。同5日に国交委に出席したが、自ら発言する場面はなかった。れいわ新選組から同期当選し、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う船後靖彦参院議員は7日の文教科学委で初の質疑をする予定。〔共同〕

「合理的配慮」とはどのようなものか

働く人、個人個人の事情に合わせた「合理的配慮」とはどのようなものだろうか? 2016年4月施行の「障害者差別解消法」により、一人ひとりの困りごとに合わせた「合理的配慮」の提供が行政・事業者に義務化された。こうして、雇用者が働く人になすべき「合理的配慮」はまず、障害者雇用に際して行われることになった。

あるリハビリテーション科専門医は、多くの障害のある人の社会復帰に携わってきた。私の専門領域は、脳の病気やケガによって頭の働きが悪くなってしまう障害(高次脳機能障害)である。

健常だった人が、ある日突然、交通事故などによって脳に損傷を負い、記憶力や注意力、感情をコントロールする能力などの頭の働きが悪くなる。これらが永続する後遺症となれば、それが高次脳機能障害だ。

高次脳機能障害は、労務能力などの、社会生活能力が低下することにつながる。彼らが社会復帰するうえで、「合理的配慮」は欠かせない。社会的リハビリテーションには、後遺障害をもつ人が働くために必要な「合理的配慮」を見極め、彼らが属する社会にこの「合理的配慮」を導入するという、重要な役割がある。

一般にリハビリというと、骨折に対して行われるような“運動療法”をイメージする人が多いと思う。しかし、リハビリにはもっと広い意味がある。リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)であり、「再び適した状態になること」や「本来あるべき状態への回復」などの意味を持つ。それには当然、後遺障害を持つ人に必要な合理的配慮の見極めと導入も含まれる。

発達障害の子どもたち 学校での合理的配慮とは?

2016年4月に施行された障害者差別解消法により、発達障害のある子どもたちに、学校が「合理的配慮」をすることが義務づけられました。しかし実際は、適切な支援がなく、不登校に陥いる子どももいます。どうしたら発達障害のある子どもたちが、いきいきとした学校生活を送れるのか?そのヒントを探ります。

「合理的配慮」義務化も、学校はなお理解不足
教師と保護者の連携 促進のカギは「個別の指導計画」
教師が抱える悩み 解決の糸口は「チームで支援」
発達障害の子どもの教育が全体の底上げに
専門家から
「合理的配慮」の義務化も、学校はなお理解不足
対人関係が苦手、こだわりが強いなどの特徴がある、自閉スペクトラム症「ASD」。注意を持続させられない、じっとしていられないなど特徴がある、注意欠如多動症の「ADHD」。読む、書く、計算するなどが苦手な学習障害「LD」などを主とする「発達障害」は、脳機能の一部がうまく働かないために生じると考えられています。

2016年4月に障害者差別解消法が施行され、障害のある子どもが他の子どもと平等に学べるよう、国公立学校が「合理的配慮」(*1)をすることを義務化されました。しかし、その配慮はまだまだ全体に行き渡ってはいません。

*1「合理的配慮」とは?
障害のある人が他の人と平等に暮らすために、
周囲の人や学校、会社などが無理のない範囲で行うべき〇抉腓筬▲襦璽襪諒儿后↓4超の調整。
例えば、仝えない人に声で文字情報を伝える、音に敏感な子どもに教室でヘッドフォンの着用を認める、車いすの人のために動線を広くする…など。

番組にはこの問題について、さまざまな声が寄せられました。そのなかには次のようなメッセージがありました。

自閉症スペクトラムの小4の息子。IQは高く、学習には問題なし。学校では、大きな問題はなく過ごしていると言われてきました。しかし、3年生の後半から自宅で荒れ始め、行き渋りが増え、4年生になってすぐに不登校になってしまいました。(むらさん、クモくん)

メッセージを寄せてくれた、むらさん(仮名)と息子のクモくん(仮名)。クモくんは小学1年生の時、「自閉症スペクトラム」と診断されました。

クモくんは、全国の路線を知り尽くす鉄道博士。関心のある特定のことに強いこだわりがある一方、相手のちょっとした言葉遣いに敏感で、つい攻撃的になってしまいます。

3年生になった頃から、一部の友達の言葉や態度に強いストレスを感じるようになりました。次第に学校に行くのが怖くなり、4年生からは通えなくなってしまいました。母親のむらさんは学校に、5年生では苦手な子とクラスを分けてもらいたいと伝えました。そして、その結果を事前に教えてほしいと頼みます。しかし、前向きな返答はありませんでした。

「苦手な子とクラスが違うと前もって分かっていたら、皆と同じ時間に私と一緒なら、もしかしたら行けるかもっていう期待もちょっとあって。とにかく閉ざされているというか、クレーマー的にだけとらえられているというか。配慮とか支援とは思ってなくて、まあ、直訴されたぐらいの感じに受け取っているんじゃないかっていう印象は持ちましたよね。」(むらさん)

結果的に、クモくんは新学期に合わせたクラス替えで配慮されました。ただ始業式よりも前に知らされるということはなく、始業式の当日に知りました。
しかし、このように配慮されるケースばかりではありません。そもそも発達障害がどういうものなのか、なかなか学校で理解してもらえないという声がたくさん届きました。


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