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車いすに乗ったまま利用できるユニバーサルデザイン(UD)タクシーを巡り、運転手が乗車を拒否するケースが相次いでいるとして、障害者団体「DPI日本会議」(東京)が、東京パラリンピックの開幕300日前となる10月30日に全国で乗車拒否の件数などを調査する。乗降用スロープ設置に不慣れなどの理由が目立つという。

調査は札幌、東京、名古屋、大阪の車いす利用者100人規模での実施を想定。流しやタクシー乗り場で乗車を試みるほか、電話で配車を予約し、拒否されるケースを集計する。

また乗車できた場合は、発車までにかかる時間を計測。まとめた調査結果を基に国土交通省やタクシー事業者に改善を求める。

UDタクシーは2017年度までに全国で2万113台が導入されたが、同年秋ごろから「乗車を拒否された」「時間がかかりすぎる」といった声が国交省に寄せられた。ほとんどがスロープ設置に運転手が不慣れなことが原因だった。

こうした状況を受け、同省は昨年11月、乗車拒否を違法とする道交法の順守や障害者差別解消法の理解を深めるよう全国の事業者に通達。今年3月からは、運転手にスロープ設置を身に付ける研修実施を補助金支出の条件とした。DPI日本会議の佐藤聡事務局長は「普及しているのに乗れないのは残念。運転手の意識改革のきっかけにしたい」と話している。

国交省は東京五輪・パラリンピックを見据え、UDタクシー導入に1台当たり補助金最大60万円を出し、2020年度までに福祉タクシーを含めて4万4千台の普及を目指す。

  • 1970.01.01 Thursday
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  • 19:12
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