厚生労働省の調べ、
仕事が原因で精神疾患にかかり申請した件数は最多だが、認定は1820件で減少した、報告があった。

1983年度の統計開始以降最多で6年連続の申請の増加だ。
精神疾患の労災認定は465件だった。
うち自殺(未遂含む)が76件あり、いずれも前年を下回った。

過重労働が原因の脳・心臓疾患による労災認定は238件で15件減少した。
うち、死亡は(過労死)は82人だった。

全体の申請数は前年度から125件増加、うち女性が99件増えた。


とりあえず、申請が増えたのは職場環境が申請をしやすくなった、と
みてしまうかもしれないが、大企業、中小企業でも従業員が多いところでは、
ストレスチェックテストを真面目にやっていれば、おのずと申請につながる筈だ。

しかしストレスチェックで黄色信号が出たからと言って労災が認定されるのはよっぽどのことであろう。

今回の厚生労働省の報告では「要因」が抜けている。
もっとストレスチェック制度の成果を細かく分析した結果を報告してほしい。

2018年度に脳や心臓疾患による請求は877件である。
うち「運送業・郵便業」で197件である。
続いて「卸売業,小売業」111件、「製造業」105件の順。
支給決定件数は「運輸業,郵便業」94件、「宿泊業,飲食サービス業」32件、「製造業」28件の順

また、精神障害に関する事案では、
請求件数は「医療,福祉」320件、「製造業」302件、「卸売業,小売業」256件の順
支給決定件数は「製造業」82件、「医療,福祉」70件、「卸売業,小売業」68件の順

実数は「仕事の特徴」を反映している。
そして女性の実数が増えているのは労働人口が単に増えただけでなく、
現場が機能していない、とみるのが妥当だろうと考える。

  • 1970.01.01 Thursday
  • -
  • 16:51
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